わたしの癒し
『輝以外の人になでなでしてもらっても
落ち着かないの。』
『すべてが違って、安心できない。』
『わたし輝じゃなきゃいやなの。』
涙がでてきて、輝の胸に顔を埋める
「うん、ごめんな。俺も愛じゃなきゃいやだ。」
「なでなでするのも、愛の目にうつるのも俺だけでいい。」
『…じゃあ、別れるなんて言わない?』
「うん、もう絶対言わない。ごめん。」
『…約束だからね?』
「おう。」
だんだんと二人の距離が縮まり、重なり合った時に大きな大きな花火が真上にあがった。