最後に君に


それから少しして、私の友達と知り合いだったってことがわかって

それで君が突然私にLINEしてきたんだよね。



すごくびっくりした。


憧れの君からのLINE。


すごく嬉しかった。


『俺、櫟野菱(クヌギノリョウ)』

『うん、知ってるw』

『えw』


LINEし始める前から君に惹かれていた私は
友達に君の魅力を熱弁してました。笑

櫟野くんってなんだか言いにくくて、勝手に呼び方きめて呼んじゃってました。笑


『くーちゃん、って呼んでもええ?』

『え、なんでくーちゃん?w別にいいけど』

『櫟野くんって呼びにくかってんw』

『菱でいいのにwみんな菱って呼んでるで?』

『えー!くーちゃんがいいーっ』

『いいけど、くーちゃんとか言われたことなかったから、反応できひんくても怒らんとってな?w』

『うん!』


『ちなみに、あんたはなんて言うの?名前』

『私?松井美波(マツイミナミ)』

『なんて呼んだらええ?』

『皆からはミコって呼ばれてんでっ』

『なんでミコw』

『あだ名ーっ』

『どっから「コ」がきてんw』

『なんとなくやってー』

『ww
じゃあ俺は、ミィって呼ぶわ』

『なんでミィ?』

『なんとなくやってー』

『www
うん、ミィでええよっ!
これからよろしくなぁ』



< 3 / 11 >

この作品をシェア

pagetop