ミルクティーラブ
「はい、みんな静かに~!今からクラス発表をします!」


先生のその言葉に、みんなのざわめきは静まるどころか大きくなった。



先生が名簿を片手にどんどん読み上げていく。



ゆっくりと、焦らすように。



「キャー」という歓声が聞こえたり、「あーあ」という落胆の声が聞こえたりする中、あたしと遥は名前が呼ばれるまで黙って手を握り合っていた。



すると、奇跡が起きた。


「福崎、B組」


え、マジで・・・?


確か遥もB組って呼ばれたはず。



あたしの名前が呼ばれた瞬間、きゃー!と私たちも喜び合った。



嬉しい!また遥と同じクラスなんて!

神様ありがとう!!



一緒に弁当も食べれるし、一緒に教室移動もできる!




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