ルーム★シェア〜大嫌いなアイツと同居中〜


「鮎川くんって、入学式のときに新入生代表を務めてたから、入試のときの成績が一番良かったってことでしょう?
そういう頭のいい人を呼べば、勉強教えてもらえそうじゃない ?」


「いっ、いや〜でも、やま……鮎川くんは、やめておいたほうがいいんじゃない?あっ、鮎川くん、きっと土日は忙しいよ」

莉央たちのいる前で、大和と関わるのはなるべく避けたいし。


「でも、そんなの聞いてみないと分からないじゃない。よし!あたし、今から鮎川くんに予定聞いてくるよ。鮎川くーん!」


えっ、ちょっ!
うわぁ〜、莉央、ほんとに大和のところに土日の予定聞きに行っちゃったよ。


まぁ大和のことだから、多分そういうことは断るでしょう。



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