ルーム★シェア〜大嫌いなアイツと同居中〜
恐怖
それから数日後の朝。
「うそ、まただ……」
登校してきたあたしは、上履きに履き替えようと自分の下駄箱を覗くと、その中に入っていたモノを見て、言葉を失った。
あたしの下駄箱に入っていたモノ。
それは、白い封筒に入った差出人不明の手紙。
封筒の中には、1枚の白い便箋が入っていて、そこにはパソコンでこう書かれていた。
【僕は、柏木さんが大好きだ。僕はこんなにも柏木さんのことが好きなのに、どうして君は分かってくれないんだ。僕は、いつも柏木さんのことを見てるよ。】