ルーム★シェア〜大嫌いなアイツと同居中〜
「おばちゃん、ありがとね。また来るね!」
あたしはもう一度おばちゃんにお礼を言うと、駄菓子屋をあとにした。
そして、家までの帰り道。
あたしは袋からアイスを取り出して、それを食べながら歩く。
「んー!冷たいけど、やっぱおいしい」
口の中いっぱいに、バニラの優しい甘さが広がって、あたしはとても幸せな気分になる。
普段なかなか出ることのないアイスの当たりが出て、こうして大好きなアイスを2本も食べられて。
アイス大好きなあたしとしては、めちゃくちゃ嬉しい。今日はツイてるかも♪
家に着いたあたしは、機嫌良くスキップしながら家の中に入った。