ルーム★シェア〜大嫌いなアイツと同居中〜


「でも、はっきり言ってくれてありがとう。これで、諦めがつくよ。

あ!俺をフッたからって、明日からもう話さないとかはナシだからな。気まずくなったら、逆に悲しいし。

だから、今日のことは気にせず、今まで通りクラスメイトとして仲良くしてくれよな?」

日高くんが、心からの笑顔で言ってくれる。


「うん。ありがとう」


あたしが気にしないように、そう言ってくれる日高くんは、やっぱり優しいよ。


日高くんの想いには、こたえることができなかったけど……。


こんなあたしを好きになってくれて、本当にありがとう……日高くん。



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