ルーム★シェア〜大嫌いなアイツと同居中〜


「もう!大和のイジワル!」


「はははっ。だって、結菜からの
“好き”は、何度でも聞きたいからさ」


そう言って大和は、なぜかあたしの前にしゃがみこんだ。



「なぁ、結菜……ダメ?」


「〜〜っ!」


そっ、そうやって上目づかいで、可愛らしく小首を傾げて、甘えるように言われたら……言うしかないじゃない!



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