BEAST POLICEⅡ
「っっっっっっっ!」
美奈は受話器を叩き付けるように置いた。
何て事だ。
この回線が混乱した状況で、ようやく運よく繋がった電話が、狂った中毒者の悪戯電話だなんて。
額に手を当て、呼吸を整える。
頭がおかしくなりそうだ。
こんな気持ちの悪い思いを、何度しなければならないのか。
憤りに感情的になりそうだったが、怒りに任せていては冷静な判断が出来ない。
気を取り直す。
どうせ部屋に入ったついでなら、何か役に立ちそうなものを探して拝借していこう。
(灯り…スイッチは何処かしら…)
まだ電気は止められていない筈。
灯りをつけるべく、美奈は薄闇の中、部屋の壁に手を伝わせて。
美奈は受話器を叩き付けるように置いた。
何て事だ。
この回線が混乱した状況で、ようやく運よく繋がった電話が、狂った中毒者の悪戯電話だなんて。
額に手を当て、呼吸を整える。
頭がおかしくなりそうだ。
こんな気持ちの悪い思いを、何度しなければならないのか。
憤りに感情的になりそうだったが、怒りに任せていては冷静な判断が出来ない。
気を取り直す。
どうせ部屋に入ったついでなら、何か役に立ちそうなものを探して拝借していこう。
(灯り…スイッチは何処かしら…)
まだ電気は止められていない筈。
灯りをつけるべく、美奈は薄闇の中、部屋の壁に手を伝わせて。