BEAST POLICEⅡ
「仁道會組長、古賀 磯継。乗っているんだろう。降りて来い」
巽が言う。
「あ゛ぁっ?」
「デカの小僧が、うちのオヤジを何呼び捨てしてんだゴルァッ!」
巽の言葉に、激昂する仁道會の組員達。
怒号が飛び交う中。
「…この俺を名指しする警察なんて、久し振りじゃねぇか…」
ベンツのリアウィンドゥが開き、中から古賀が顔を覗かせた。
「てめぇ誰だ。名前言ってみろや」
「っ…」
その古賀の威圧感に、巽程の刑事が気圧される。
車の中から顔を覗かせているだけの古賀から、これ程までの殺気を感じるとは。
巽が言う。
「あ゛ぁっ?」
「デカの小僧が、うちのオヤジを何呼び捨てしてんだゴルァッ!」
巽の言葉に、激昂する仁道會の組員達。
怒号が飛び交う中。
「…この俺を名指しする警察なんて、久し振りじゃねぇか…」
ベンツのリアウィンドゥが開き、中から古賀が顔を覗かせた。
「てめぇ誰だ。名前言ってみろや」
「っ…」
その古賀の威圧感に、巽程の刑事が気圧される。
車の中から顔を覗かせているだけの古賀から、これ程までの殺気を感じるとは。