BEAST POLICEⅡ
アスファルトに横たわる巽、跪くクリス。
そんな中、倉本だけは倒れずにいた。
膝が折れ、今にも崩れそうではあるが、倒れてはいない。
「一端に根性あるじゃねぇか。オネンネしなくていいのか?」
「…自分の任務は…貴様を逮捕する事だ…古賀…」
「だったら…」
今度は古賀から一気に詰め寄った!
「手錠(ワッパ)かけてみろやっ!」
まだ構えてもいない倉本の脇腹に、古賀の拳がめり込む!
その威力に、倉本の体が僅かに浮き上がる。
その浮いた倉本に、今度は右フック!
立て続けに左フック!
アッパー、ボディ、右フック、組み付いての頭突き!
よく倒れない…と言いたい所だが、古賀が殴り続けているからこそ倒れないだけの話だった。
殴打をやめれば、今すぐにでも倉本は倒れるだろう。
そんな中、倉本だけは倒れずにいた。
膝が折れ、今にも崩れそうではあるが、倒れてはいない。
「一端に根性あるじゃねぇか。オネンネしなくていいのか?」
「…自分の任務は…貴様を逮捕する事だ…古賀…」
「だったら…」
今度は古賀から一気に詰め寄った!
「手錠(ワッパ)かけてみろやっ!」
まだ構えてもいない倉本の脇腹に、古賀の拳がめり込む!
その威力に、倉本の体が僅かに浮き上がる。
その浮いた倉本に、今度は右フック!
立て続けに左フック!
アッパー、ボディ、右フック、組み付いての頭突き!
よく倒れない…と言いたい所だが、古賀が殴り続けているからこそ倒れないだけの話だった。
殴打をやめれば、今すぐにでも倉本は倒れるだろう。