BEAST POLICEⅡ
全速力のまま、曲がり角を曲がる男。
その先に。
「うわっ!」
待ち構えていた倉本が、男に組み付いて足払いで投げる!
受け身も取れないまま、道路脇のゴミ置き場のゴミの山に突っ込む男。
巽が追い付き、その男を引き摺り起こした。
「お前…ヤクの売人だな?」
「知らねぇよ!」
「後ろめたい事がないなら逃げないだろ、あぁ?」
「追っ掛けてくるから逃げたんだよっ!」
「お前があの女の子達に粉末を売ってるとこを見てんだよ。念の為に写真も撮ってあるからな。現行犯だ、言い逃れは出来ないぜ」
男の胸倉を摑み、巽は睨む。
「お前、あの薬物…バスソルトじゃないだろうな?」
「バスソルトって何だよ!あれは『メリーちゃん』だよ!俺は合法ドラッグ業者だよ!」
その先に。
「うわっ!」
待ち構えていた倉本が、男に組み付いて足払いで投げる!
受け身も取れないまま、道路脇のゴミ置き場のゴミの山に突っ込む男。
巽が追い付き、その男を引き摺り起こした。
「お前…ヤクの売人だな?」
「知らねぇよ!」
「後ろめたい事がないなら逃げないだろ、あぁ?」
「追っ掛けてくるから逃げたんだよっ!」
「お前があの女の子達に粉末を売ってるとこを見てんだよ。念の為に写真も撮ってあるからな。現行犯だ、言い逃れは出来ないぜ」
男の胸倉を摑み、巽は睨む。
「お前、あの薬物…バスソルトじゃないだろうな?」
「バスソルトって何だよ!あれは『メリーちゃん』だよ!俺は合法ドラッグ業者だよ!」