BEAST POLICEⅡ
「おい!」
巽はまた、売人の男の胸倉を摑む。
「お前、一体どのくらいの人間にバスソルトを売り捌いたんだ?」
「……」
男の目が泳ぐ。
「50…いや…100…どっちにしろ、中途半端な数じゃない…売ったのはそのくらいの数だけど、全部が全部『買った本人だけ』で使っていないかもしれないし…」
最低でも、100人以上のバスソルト所持者がいるという事か。
「くそっ!」
男を突き飛ばすように放し、巽は取調室から駆け出す。
「倉本さん、クリス、急ごう!」
巽はまた、売人の男の胸倉を摑む。
「お前、一体どのくらいの人間にバスソルトを売り捌いたんだ?」
「……」
男の目が泳ぐ。
「50…いや…100…どっちにしろ、中途半端な数じゃない…売ったのはそのくらいの数だけど、全部が全部『買った本人だけ』で使っていないかもしれないし…」
最低でも、100人以上のバスソルト所持者がいるという事か。
「くそっ!」
男を突き飛ばすように放し、巽は取調室から駆け出す。
「倉本さん、クリス、急ごう!」