辛口な君は苦手です
順位とお題の紙を確認する生徒が来てお題の紙を渡した。
それをみた生徒はニヤっと笑って神崎を見る。
「愛されてるね~竜哉!」
「あ?」
「植竹さんのお題、"大好きな異性"だったみたいよ?」
お題の紙をチラッと神崎に見せるその男の子。
「えっ、ちょっ!」
あまりにも普通にお題を本人に見せられて、私は動揺を隠せない。
「わっ、植竹さん顔真っ赤だよ?かーわい♪」
「新一、だまれよ」
「おー、こわっ!それじゃあ俺いくわ。
じゃーな!お幸せに~♪」
そうおちゃらけたように言って新一くん?は去っていった。