辛口な君は苦手です



校門を出て新しく出来たタピオカ屋さんへむかって無言で歩く神崎。




わー、絶対機嫌わるいじゃん…





「神崎?ねぇー、歩くの早いって…」





「……」





「もうっ!神崎っ!」




「…ちっ」





「今日タピオカ、中止でもいいか?

俺んち来て。」







そう言って私の手を握り早足で歩き始める。




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