〜LOVE GAME〜
「もう、やめてよ!どうして、そんなことを聞くの!?
洸を気づつけないで!
そんな質問に答えなくていいよ!洸!」





「紗南…そしたら、紗南が大変なことになるだろう。」







「私は、裸になる覚悟くらいできてるよ!この世界に来て、私はたくさん洸に助けてもらった。なのに、私は洸のことなに一つ助けれなかった。

そんな自分が憎くて…

だから、洸。もう、応えないで…」







「紗南。俺は応えるよ。お前を犠牲になんかしない。」







「どうして!?」






泣いてすごい顔になっているまま洸のことをみあげる。






「理由は後で話す。」







そして、洸は私から、顔を逸らしてまた、質問に答え出した。








「俺は、両親が稼いでくれたお金で高校も大学も通う。そして、親父もお袋も幸せになれなかったぶん、俺も幸せにはならない。そう決めた。」
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