〜LOVE GAME〜
「正解でーす!では、10問目!最後の質問です。あなたは両親のことをどう思っていますか?」









ポロッ









そんな効果音が似合うだろう。







洸の瞳からまた一つ雫が落ちた。







「大好きだった。いつも、俺のために頑張ってくれる親父とお袋が…」







「正解です。10問クリアですね。
では、拘束をときましょう。」





放送の人がそう言うと、私のところにまた虎さんたちが来て、しばっていた紐をぼといてくれた。






そして、洸も拘束がとけたみたい。









「あなたたちは、5つめのアトラクションをクリアしました。さぁこれを。」






そうやって放送の人が言うと近くにいた虎さんがハートの紙を渡してくれた。







「すべてのアトラクションクリアですね。おめでとうございます。では、あなたたちは、最初にいたところにお戻りください。最初にいたところとは、みなさんが最初に倒れていた場所です。
来た道を戻ればたどり着けますよ。」







そう、放送の人がいったのを聞いて私と洸はこの建物からでた。
< 88 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop