〜LOVE GAME〜
お母さんもお父さんも洸とたくさん遊びたかった。



大好きだよ洸。




絶対に幸せになってね?





母、父より」





私は読み終わり洸のほうをみる。








そして、また洸の瞳から溢れ出す雫。






それは、とても綺麗で。





見惚れてしまうくらいだ。







でも、そのあと洸は笑って私にこう言った。







「紗南の言うとおりだったな。
ありがとな。この手紙を聞けて、俺の中に溜まってたモヤモヤがどこかにいったよ。
本当にきけてよかった。俺はこれからちゃんと幸せになるよう頑張るよ。」







「うん!よかったね。本当に!」






私の瞳からも涙が零れ落ちる。







「泣くなよ!紗南。」





そう言って私の涙を優しい手つきで拭ってくれた。





「洸も泣いてるじゃん。」





「うるせぇよ」






そして、2人で笑あったんだ。
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