禁断の果実【短編】
「ねぇ~綾~??何で神社を出たの~??あそこ涼しいじゃん~」





美冬は私に何度も聞いてきた。





「何でも!!!!」




私は声を張り上げる。




気味が悪かった。




ただそれだけ。




神社は何とも無かったのにあそこの空間だけが何か嫌な感じがした。





霊感なんて強くは無いけど、ゾクッとした。
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