禁断の果実【短編】
「イヤァァ!!!綾助けて!!」





悲鳴を上げていたのは美冬だった。




「美冬!!」




私は必死になりながらも手を伸ばす。




「ぁ・・・ゃ・・・タスケテ・・」




美冬の体からは無数の樹の根が出ていた。




「ぅ・・・」



私は悲惨な光景を目の前にし、パニックになっていた。




「み、美冬!!!!」




と、そこで目が覚めた。
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