禁断の果実【短編】
神社に着いた。




この神社広いからなぁ・・・




私はハァーと溜息をつき、美冬を探した。




木々の間に二つ結びの女の子が見えた。




美冬だ!!!




私はそう確信し、ゆっくりと美冬に近づいた。





不意に美冬が振り向いた。




「げっ!!!」




思わず声を上げてしまった。




「あっ、綾(アヤ)!!こっち来て!!!」




と美冬は手招きした。
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