禁断の果実【短編】
全身に寒気がはしった。




「何・・・?ここ・・・」




とにかく気味が悪かった。




「何ここって神社だよ?ボケた?」




「違くて!!今私たちが居る所だよ!!」




私は声を張り上げる。




「って・・・何してんの?」




よく見てみると美冬の目の前に一本の樹があった。




美冬の身長くらいの小さい樹だ。
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