禁断の果実【短編】
「えっと・・・ねぇ・・・隠れてたら何か美味しそうな木の実がなってるなぁ~と思って・・・」




美冬はアハハと笑って誤魔化している。




「アハハじゃなくて!!」




「もう、綾ったらぁ・・・ばれないから平気だよ!!」





そう言って美冬はその木の実をプチッと採った。




「おいしっ!!」




美冬は頬に手を当てた。




「お腹こわすよ?」



「いいの、いいの」




美冬はうんうんと頷いた。
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