禁断の果実【短編】
――――ゴクン




私の中で大きな音を立て、喉を通過した。





「もぉ!!美冬何すんのよ!!!」




私は拳を美冬に振り上げた。





「いいじゃん、そのくらいで怒んないでよ」





と美冬は私を宥める。




「いい・・・わけあるかぁ!!!」




――――ボカッ




私は美冬の頭をグーで撲った。
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