強き少女~永久に~
麗奈、星奈、晴奈、雪奈、side


1ーSの教室を出てお兄様に連絡した

ヨウ『なんの用だ麗奈』

ゼロ『なんの用だ星奈』

キラ『なんの用だ晴奈』

アレン『なんの用だ雪奈』

わたくしたちは「潰したい人がいますの!お兄様」

お兄様たちは『前にも言ったはずだ』

わたくしたちは気にせずに「暁呉羽を潰して欲しいのですわ!」

お兄様たちは『今俺(わい)に呉羽を潰せと言ったか!呉羽に何かしたらお前たちを許さないぞ!』

暁呉羽の名前を出したらお兄様たちは敵意を剥き出しにした。

わたくしたちは耐えられなかった。

「もういいですわ!」

ーブツ

わたくしは「お父様!暁呉羽という小娘を潰して欲しいのですわ!」

お父様は『お、お前いま暁呉羽様を潰せと言ったか!麗奈お前暁様に何かしたのか!今すぐ謝りなさい!』

わたくしは「何故わたくしが暁呉羽という小娘に謝らなくてはいけないのですか!、お父様何故あんな小娘に様付けしておられるのですか!」

お父様は『何を言っているあの御方がおられなければ私たちは既に死んでいるぞ!あの御方は暁様は【クロス】部隊一番隊の隊長を勤めていらっしゃる御方だぞ!』

わたくしたちは驚いていたわたくしが小娘といい潰したいなどと暴言を吐いていた相手がお兄様の所属する部隊の隊長だったという事実に。

わたくしたちは青ざめるしかなかった。

麗奈、星奈、晴奈、雪奈、sideend
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