*生徒会の君と甘い文化祭*



「当日は女子、男子の校舎を幅広く使い、企画や軽音部のライブなどは女子の校庭で行なうということになります」




「では、今から各場所の進み具合と確認を行ってきてください。足りないものとかあるんなら私か望くんに伝えて」




「「はい」」




望先輩と乃埜先輩の息のあった進行でいつも早く終わる。




文化祭まであと3週間。




放課後は男女関係なく仕事に取り組み着々と準備を進めてる。




「江ノ沢さん。俺たちも確認しに行こうか」




「あっ、はい!」




あたしはファイルとペンを持って望先輩を追いかける。




あたしと望先輩が係になっているのはカフェやたこ焼きなどを売る飲食の販売の責任者。




今から各お店を回って点検をする。




これって以外と大変なんだよねー。





お店なんていっぱいあるし、要望だってそれぞれ違うから。



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