*生徒会の君と甘い文化祭*



「そう。あたしのママはこの学校の理事長なの。つまり、この学校を仕切ってる。

だから、あたしのお願いなんてすぐ聞くし、変えたいように変えれるの」




この学校を仕切ってる・・。




変えたいように変えれる・・・。




「・・・って、まさかっ!!!」




桃の考えてることが全てわかり目を見開く。



その瞬間ニヤッと笑いあたしに顔近づけた。



「・・・退学させることもできるんだからね」



やっぱり、そうなんだ・・・。



「あんたが悠斗君から引かなければあんたの大好きな悠斗君を退学させることだってできるの。


そんなことさせられないよね?
大好きな悠斗君が退学だなんて・・・。


もちろん、あんたが悠斗君から手を引くならそんなことしないけど」



「っ!最低っ!!!それでも悠斗が好きだって言えるの!?こんなやり方間違ってる!

あたしが手を引いても桃がうまくいくだなんてわからないのに!」

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