*生徒会の君と甘い文化祭*



「でしょ?あたしたち頑張って作ったんだー!」




えっへんと自慢しながらリーダーの女の子が言う。




しかも、いつの間にか自分も着替えてるし。




「それでさ、初ちゃんに頼みごとなんだけどさ」




おずおずと申し訳なさそうに言ってきた。



そんな頼みづらいことなのかな?




「・・・うん。
いいよ、なんでも言って。あたしみんなに協力したいからさ!」




「・・・ホント!?」




あたしがそう言った瞬間に目をキラキラさせてみてくる。




・・・なんか、嫌な予感・・。



でも、ここまで胸を張って言ってしまったら、どうにもできないし。

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