*生徒会の君と甘い文化祭*


そんなことを考えてたらあの場所についてしまった。



「よぉ、遅かったな」



いつもの意地悪な感じではなく爽やかな雰囲気だった。



「え!?早くない!?」




時計を見るとまだ9時30分で、あたしたちが約束していた時間より30分早かった。



「俺は約束の時間とか関係なくこの場所にいんだよ」



「へぇーそうなんだ」



そういいながらちょこんと夏木悠斗の隣に座る。




「・・・・・」




「・・・・・」



き、気まずい!



ちらっと横を見るとなにやら難しそうな本を広げて読んでるみたい。




てゆうか、このマフィンどうしよー!



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