*生徒会の君と甘い文化祭*
「でもそれだけ初ちゃんのこと思ってるのかもしれないよ?」
「桃どれだけ純粋なわけ?そんなのただ初のことを自分のものにしたいだけじゃない」
桃と智果が言い合いをしている中であたしは考える。
確かに桃の言ってる通り愛されてると感じればそれまでだし、智果の束縛という言葉も当てはまる気がする。
どうすればいいんだろ・・・。
「・・・い!・・うい!」
「はいっ!」
「どうしたの、初ちゃん?具合でも悪い?」
智果に肩を揺さぶられて気がつく。