幸福論
僕の気持ちを知って、君は驚いていたようだった。


そして戸惑っていた。

僕は君に想いを伝えたことで満足できた気がした。



君は「ありがとう」と言った。

その言葉に返す僕の言葉はなかった。


ただ想いを伝えただけ。
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