幸福論
僕はその想いを伝えたとき、伝えればなにかが変わると思っていた。



伝えてみても、

なにも変わらなかったよ。


ただ君への想いが溢れ出てくる。



伝えたことで得たほんの一瞬の満足感がつくった心の余裕もたった一瞬でうめつくされる。



僕には君しかいない。



君しか考えられない。

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