恋物語〜苦しみと悲しみにも喜びが〜
中2の春
また新しい恋が幕を開けた
それが今の恋!
友達にからかわれ遊びで私の好きな人は一つ年上のサッカー部の嶺司くんだった
最初はなんの関わりもなかったしあんまりかっこ良くなかったから興味はなかったけど毎日言われるたんびにみてるといつの間にか好きになってた
しばらくは見てるだけだったけど友達からLINEを教えてもらってそれからは毎日LINEでトークするようになった
どーでもいいこともいっぱい話して
お互いたくさん共通点があった
星好きの私に対して嶺司くんは宇宙好き!
そのことを知ってからは宇宙のこともちょくちょく勉強して見たり画像をトップ画にして見たり
EXILEが好きなのも一緒で
暇人なのも一緒で
太鼓の達人やるのも一緒だった
些細なことでも一緒っていうことがとってもうれしかった。
いっぱい質問して
いろいろ嶺司くんについて知って

まるでストーカーみたいに全部しってて
それを友達に話したら引かれるくらい好きになってる

それからは辞めたいと思ってた部活が早く行きたい!
早く部活の時間になれ!とか
嫌だしめんどくさかった移動教室もルンルンで
会うのが楽しみで毎日の学校が楽しみでしかたなかった

だから会えない日は辛くて辛くて、
LINEもなんでかブロックされてもて、
その理由もまだ聞けずで

せめてLINEだけは、って思うけど聞く勇気もなくて、
まだろくに直接話したこともなくて、
あるといえば飛んできたボールを拾ってあげて、相手がありがとうっていってくれるだけ、
本当はすごく話したいけどいざ話すとなるとなに話していいかわからなくなって、恥ずかしくて

部活の引退がかかった試合
負けないで負けないで、お願いだから引退しないでって
祈りながら見た試合、
私が見た試合は引き分けだったけど
私が見れなかった試合は負けてしまったらしくて、
もう本当だったら引退、
だけど次の選手権大会に向けてのこって練習するって聞いた時は本当に嬉しかった。
次は勝てますように!
頑張れって!
心から思った。

その時ふと
私は嶺司くんが部活引退したらなにを力に部活ががんばれるんだろって、
すごく不安に包まれた
私は嶺司くんが目の前から消えてしまったらなにを力に生きていくんだろうって

好きな人の力って本当に大きいなって思った
好きになったら
たくさんなくこともあるだろうし、
嬉しいことより悲しいことの方が多いかもしれない
でもその小さな嬉しさや喜びは
付き合ったらたぶんなくなっちゃうんだろうなって思うと片思いにもちょっとはいいところあるじゃんって思える
何回振られても全然上手く行かなくても
付き合えなくても
恋は楽しいものだから
恋は世界の色を変えてくれるものだから
何か大きな力をくれるものだから

恋ってとても大切だと思う

多分これから先まだまだ苦しい恋
悲しい恋たくさんすることになると思う
でもいつかいつか
付き合えて
愛する人となって
もう手放せない人になった時
恋ではなく
大きな大きな愛というものに会う日が来るのでしょう
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