復讐~いじめ~
・・・てな訳でやってきた家。

「ただいまぁー。兄ちゃんー?友達連れてきた~」

「え?」

と、兄ちゃんがひょっこり顔を出す。

「え?琴梨・・・ちゃん?」

「え?」

戸惑う兄ちゃんと琴梨。

「兄ちゃん。少し黙ってて?あと、琴梨の分も、ご飯作ってくれる?」

「え、家、大丈夫なんですか?」

「はい、どうせ両親いませんから」

琴梨が言う。

「そう。じゃあ、今日はトンカツだから。良かった、余分に買っておいて」

「だね」
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