復讐~いじめ~
「じゃあ、麗華ちゃんから、はじめましょうか」

「はい」

「・・・ん?」

「あ、杏奈?起きた?」

「んー、ねむ~い」

と、目をこする。

私の腕に、針が入る。

ちくっとしたけど、すぐに終った。

「ちょっと待っててね。」

北村さんは、次の点滴の準備をする。

「なんか、いい夢、見た?」

「微妙~」

笑いながら言った。
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