復讐~いじめ~
「確か、琴梨、こういってたよね?」

私は、笑顔で言った。

「何か、言ったら?怒らないから」

嘘に決まってるじゃん。

まぁ、返事次第だけどね。

「・・・・私は悪くない・・・・!」

机を叩いて、立ち上がった。

その衝撃で、私はしりもちをついた。

琴梨のひじが、私のあごにぶつかったのだ。

「あ」

小さく声を漏らすが、

「何すんのよ!!」

ただでさえ、左手ヒビ入って、ギプスつけてんのに!!

やってくれたなぁ、コノヤロウ!!
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