ナイフの悪戯
店員が少女に気づいて、あわててレジから駆けてきた。


「お客様!」


少女は一歩後ずさってナイフを店員の方に向けた。

それは少女が本当にやりたいことではなかった。

しかし、それをせざるを得なかったのだ。

自分を守るために。
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