僕らの明日の話をしよう

「そっか。……何か言われたとしても、私の自業自得だから、大丈夫」


「綾……。綾は悪くないよ」


「ううん。悪いの。反省してるんだ」


「……何かあったら言ってよ?
綾が悪かったとしても、私は味方だから。

光太くんにも言っておいた方がいいかもね」



みちるはそう言ったけど。


光太には言わないでおこう。

何かあったとしても、それは受け入れるべきだと思うから。



「うわ」



急にみちるが嫌悪感丸出しの声を出したと思ったら。

廊下の向こうから、見覚えのある女子たちが歩いてきた。

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