僕らの明日の話をしよう
「えっ!? まじで?」
「砂月さんももしかして、推薦組とか?」
「そんなようなものかな」
全然ちがうけど。
別にもうどうでもいいや。
なんとなく、彼らを見てて思った。
遊べばいいのかなって。
彼らと遊んでいたら、私も普通に見えるんじゃないかなって。
「綾ぁ……」
ふたりとアドレス交換してる間。
向かいのみちるが、なぜか泣きそうな顔で私を見ていたけど。
私は笑った。
笑いたかったわけじゃないけど、笑っておいた。
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