僕らの明日の話をしよう
ひとりじゃムリでも、ふたりなら。
ふたりの為ならがんばれるよね。
うなずいた。
何度も何度も、うなずいて。
生きてる幸せを噛みしめた。
この腕の中にいる幸せの為なら、がんばれる。
がんばりたい。
諦めたくない。
諦めない。
光太がその目標を、くれたから。
「もう1度、俺と付き合ってください」
「ずっと傍にいるって、約束してくれるなら」
「約束する。
ねぇ、センパイ。俺のこと好き……?」