僕らの明日の話をしよう
ねぇ、光太。
私笑ってるよ。
光太のおかげだよ。
光太がいないと私、笑えないみたい。
『お前が笑えることしてろ。それがお前の為になるから』
忍くんの言葉が脳裏に浮かぶ。
光太。
私ね、自分の為にはもう、がんばれなくなっちゃったんだ。
だからこれからは、光太の為に、がんばってみてもいいかな。
そしたらきっと、笑えると思うんだ。
それが私の為になるんだって。
こんなことは重すぎて、光太には言えないけど。
勝手に思うくらい、許してほしい。
好きだよ、光太。
本当に。
ごめんね。
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