命をかけて護ります…



「ムカつくんだから…
30分くらいあるけるもん」















15分後ー









「ケホケホケホ…ゴホッ」








やっぱり、熱のある体には辛かった…








「ケホケホケホ…ケホケホケホ
ハァ…ケホケホケホケホケホケホ…」







苦しい…






喘息だ…






やっぱり、豪に送ってきてもらえばよかった…







「ケホケホケホ…」








段々意識が朦朧としてきた…







助けて…







そう思った瞬間、誰かに抱き上げられた。







「ったく…
熱のあるやつ一人で行かせる豪の神経
どうなってんだ。」







「し…ゴホッん…」







良かった…






安心したのか、いしきを手放した…





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