命をかけて護ります…



「もぅ、あんなことにはなりたくない…」












そう思って、帰ってた。










そして、家の角を曲がろうとしたとき、誰かに腕を引かれた。









「キャッ」








「つーかまーえた!




一祈ちゃんゲット!」










ぱっと顔を上げると、同じクラスの男子二人だった…









嫌な汗が背中を伝った…








「ね!今から遊び行こ!」










「ぃや…



行かない!」






思いっ切り首を振って否定した…








んだけど…







ズルズルと引っ張られる一方で…












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