桜のキセキ



私の名前は、城崎 亜弥。



まだ高校生になったばかり。




彼氏?



居ませんよ。



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「やっほー♪お見舞いに来たよん♪」



締め切ったカーテンの隙間から、ひょっこり可愛い顔を覗かせたのは、私の大親友。





「ゆりー♪待ってましたぁー!!!」




子供みたいに私は彼女に抱きついた。



「よしよし♪」




甘えた私を、彼女は優しく受け入れてくれた。






大好き!由梨。












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