空恋 ~君が残したメッセージ~
「それ!キルフェボンのタルトじゃん!!」
姉貴はあれに指を指して驚いていた。
「買ってきたの?!お父さんに怒られるわよ」
俺と同じ反応…
まぁそれも当然か、兄弟だし。
「ち、違うわよ!」
母さんは俺に説明したとうりに姉貴にも話した。
「え、可愛い子?!みたーい!」
食い付くのそこかよ。
「それはそうと、恵ー!お願い」
さっきのを思い出したのか
母さんは顔の前に手を出していた。