空恋 ~君が残したメッセージ~
その後は、半ば無理矢理泊まっていきなよと
蘭さんに言われ泊まることになった。
夕食もご馳走してもらって
私と茜もお腹いっぱいだ。
お風呂を借りようと茜を抱いて向かうと
縁側に座って夜空を見上げている
恵くんがいた。
「あ、あのー…」
恵くんに話しかけると
私の顔を見た瞬間にはあとため息をつかれた。
わ、私ってそんなに嫌われてるの?!
でも誤解を解くため恵くんの隣に座った。