空恋 ~君が残したメッセージ~
Episode 3
デート
【実侑side】
ベットの隣にあるカーテンの隙間から
チラチラと太陽が降り注ぐ。
ああもう朝か…
私はムクッと起きて携帯から充電器を外して
時間を確認する。
9:14…
欠伸をしてベットから降り
茜がまだ寝ていることを確認してから
一階に向かった。
一階に行くと誰かに腕を掴まれた。
「きゃっ…」
「お前起きるの遅せぇんだよ」
この声は…
顔を上に上げて見ると
やっぱりと思った。
「なんでいるの?恵」