空恋 ~君が残したメッセージ~






恵はいきなり真剣な顔で


私を見てきた。






「じゃあさ」







そして、重く口を開いた。




「誰にもいえないような事、


俺に一個教えて」





私が考えていた事と全く違った


お願いだったので返事に困った。




何を言えばいいのか分からない。




それに恵は何故そんな願いを


私に聞いてきたのだろうか。




…恵が分からない。




そうゆう時が度々ある。





< 98 / 196 >

この作品をシェア

pagetop