Dear…愛する貴女よ
誰かが自分のためになにかをしてくれることなんて・・久しくないことだった。
親父のオンナがオレの弁当をつくって持ってきた。
オレはさっきみたゆりの笑顔を思い出しながらそんなことを考えていた。
そしてとりあえず卵焼きに手を付けてみた。
口にいれて噛んだ瞬間『ガリっ』って音がした。
「・・・」
口の中から白いものが出てきた。
「・・殻・・?」
信じらんねぇ・・。
「殻入りかよ!!」
たしかアイツ、自信作だっつったよな・・。
殻入りでかなりぶっとんだけど味も決してウマイとは言えなかった。
「・・とんだ自信作だな、こりゃ・・」
親父のオンナがオレの弁当をつくって持ってきた。
オレはさっきみたゆりの笑顔を思い出しながらそんなことを考えていた。
そしてとりあえず卵焼きに手を付けてみた。
口にいれて噛んだ瞬間『ガリっ』って音がした。
「・・・」
口の中から白いものが出てきた。
「・・殻・・?」
信じらんねぇ・・。
「殻入りかよ!!」
たしかアイツ、自信作だっつったよな・・。
殻入りでかなりぶっとんだけど味も決してウマイとは言えなかった。
「・・とんだ自信作だな、こりゃ・・」