Dear…愛する貴女よ
親父から託されたゆりからの手紙。
それをみてオレは息を切らせながらこの地までやってきた・・。
手紙には確かに書いてあった。
『啓くんが好きです』
ゆりの口から、その声で聞きたくて走って走って・・
今やっと・・その愛しい声に乗せて言ってくれた・・。
好きな人と思いが通じ合うって・・こんなにも幸せなことだったんだな・・・。
オレ、初めて知ったよ・・。
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「けーーーいくーーーんっっ」
「・・・なんだよ・・」